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川又農産を訪ねて

更新日:2022年1月21日

12月某日、日本海側の秋田から太平洋側の茨城県はひたちなか市にある「川又農産」さんへ訪問してきました。

茨城県ひたちなか市は干し芋が名産品ですが、その中でも川又農産の干し芋は金賞(※2020年紅はるかの部)を受賞しています。

作業服姿で出迎えてくださった代表の川又正一さんが私達を案内してくださいました。

さっそく「干し芋づくりで大切なことは熟成なんです」と川又さん。


私はこのお話を聞くまで、きっと蒸す時間や、皮むきの速さなんだろうと勝手に想像していたので驚きました。芋の質ももちろん大切とのことでしたが、この熟成させる時間や温度が最後の甘さに繋がってくるとのこと。一番大切な工程が実は眠らせることにあるとは!

そして熟成された芋は蒸された後、皮を剥かれ、スライスするという工程に入ります。

長年お勤めされている方から、新人ですという方までどの方もとてもスピーディーに、なおかつ丁寧にその作業をされていました。


ホカホカ、蒸したての熱い芋をサッサと本当に手際よく。この作業場は美味しそうなさつまいもの香りでいっぱいです。じっくり熟成されたさつまいもは蜜がいっぱい。すでに美味しそうな蒸された芋。もうこの状態で貪り付きたい!笑


きれいに皮が剥かれたさつまいもはさっと一瞬でスライスされます。


力の入れ加減や、押すだけでなく前後に揺らしながらスライスしていくその手付きはまさに熟練されたもの。

スライスされると、一気に干し芋の形となります。1年待ちに待ったあの形♪

この網に並べる作業。簡単そうに見えて実はとっても難しいそうです。

柔らかい芋を崩すことなく、隙間なく並べます。



この段階ではまだ水分がたっぷり含まれているのでふっくらしています。

このあと、室内での一次乾燥を経て、いよいよ太陽のもとへ…。

ひたちなか市は冬でも晴れている日が多く、からっ風が吹きます。そして朝晩の寒暖差が激しいこの気候が干し芋づくりには最適です。


太陽の光をいっぱい浴びた干し芋はきれいに水分が抜けていきます。

あ、丸干しもありました!(コモリン大喜び!)

丸い状態のまま干せるのはこの気候のおかげ!きっと秋田じゃこうは出来ないですね。



太陽のもと金色に輝く美しい干し芋が一面に広がる光景。感無量です。


水分が抜け、キラキラと輝く干し芋。

最後は丁寧に一つ一つ袋詰めされます。